無償でお金くれる人

 無償でお金くれる人との関係と言えば、女の子の1人舞台みたいに思うことがあるんじゃないでしょうか?
でも、その考えは間違っています。
実は男の僕にも、無償でお金くれる人との出会いがあったのです。

 僕は、19歳の大学生です。
体が弱いですから、アルバイトも多くいれることができません。
必然的に、お小遣いが足りない状態が、日々続いていたりもして。
親に頼るのも難しいですから、我慢するしか方法がありませんでした。
せめて、ご飯ぐらい外食で楽しみたいな、誰かご馳走してくれないかな?
こんな考えを持ち続けていたんです。
こんな僕の楽しみと言えば、出会い系でメル友を作ることでした。
年齢関係なく、異性のメル友を作る。
異性とのやりとりは、それだけでとても楽しいものがあります。
まさかこのメル友の中から、無償でお金くれる人を見つけられるとは、想像すらしていませんでした。

 一番年上のメル友は、40代後半の方でした。
仮に友希那さんとしておきます。
毎日のようにやりとりをしていた所為か、友希那さんとはLINE交換にも成功。
たまに通話を楽しむようにもなっていたのです。
ある日、突然「ランチにお付き合いしてくれる気持ちある?」と言い出したのです。
これはあくまでも友達同士での食事という意味合いでした。
お金くれる人を探す為に掲示板に毎日2?3回投稿を続ける
ただし、僕は懐事情がよくありません。
そのことを伝えて、丁寧にお断りをしました。
すると「支払いのことは気にしなくてもいいのよ」と言いだし、待ち合わせをすることになってしまったのでした。

 事前に、テレビ電話で顔を見せてもらっていたのですが、魅力的な人だなという印象でした。
年齢よりもずっと若く見える。
男っていうのは、こういう部分敏感に反応してしまうものです。
友希那さんと待ち合わせ場所で顔を合わせた時も、テンションが上がってしまいました。
凄く上品な喋り方で「今日はお付き合いしてくれてありがとう」と挨拶をしてきました。
そこからはレストランに移動。
彼女が向かった先は、僕も知るかなり金額の高いお店で、正直腰が引けてしまいました
「大丈夫だから、一緒に食事を楽しみましょ」
魅力的な笑顔で言われ、頷くしかありませんでした。

 高級店だから、緊張して料理の味もよく分らないという感じでした。
さらに衝撃的なことが。
食事の後、お茶を飲んでいた時に封筒を渡されたのです。
「今日、付き合ってくれたお礼」
中身を確認したところ、5万円が入っていました。
しばらく友希那さんの顔を、まじまじと見つめてしまっていました。

 これがきっかけでした。
その後、食事のお誘いは頻繁。
無償でお金くれる人に、自然となってしまった感じです。
ブスのパパ活
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